こんにちは、恵整骨院です
歩きながらスマホを操作する「ながらスマホ」。
「前を見ていないから危ない」
「人や物にぶつかる」
「転倒する危険がある」
こういった危険性については、皆さんもよくご存じだと思います。
でも今回は、事故やケガの危険性とは少し違った視点から「ながらスマホ」について考えてみたいと思います。
実は、スマホを見ながら歩くことは、普段の「姿勢」や「歩き方」にも影響しているかもしれません。
スマホを見ると、自然と目線は下へ
歩きながらスマホを見る時、目線は自然と下を向きます。目線が下がると頭が前へ出やすくなり、それに伴って背中も丸くなっていきます。
つまり、
「目線が下がる」
↓
「頭が前に出る」
↓
「背中が丸くなる」
↓
「猫背姿勢になりやすい」
という流れです。
このような姿勢では、首や肩への負担も増えやすくなります。
ながらスマホが危険なのは「前を見ていないから」だけではありません。
下を向いた状態で歩き続けること自体が、姿勢にも影響する可能性があるのです。

スマホを持つと、腕が自然に振れない
もう一つ注目してほしいのが「腕振り」です。歩く時、私たちは無意識に左右の腕を交互に振っています。
これは単に腕だけが動いているのではなく、脚や体幹などの動きとも連動しています。
ところが、片手にスマホを持っていると、持っている側の腕は自然に振りにくくなります。
反対側の腕だけを振れば左右の動きに差が出ますし、両手でスマホを操作していれば、両腕ともほとんど振れません。
このような歩き方を繰り返すことで、自然な腕振りや体幹の動きが小さくなり、左右バランスの取れた歩行をしにくくなる可能性があります。

歩くスピードや歩幅、足の動きにも影響
スマホの画面を見ながら歩いていると、前を向いて普通に歩いている時よりも歩くスピードが落ちやすくなります。すると歩幅も狭くなり、股関節や脚の動きも小さくなりやすくなります。
歩くスピードが落ちる
↓
歩幅が狭くなる
↓
股関節や脚の動きが小さくなる
↓
足を前へ運ぶ動きも小さくなる
こうした歩き方になると、足を十分に上げない歩き方になり、つまずく原因の一つにもなります。
「ながらスマホ」と聞くと上半身の姿勢ばかりをイメージするかもしれませんが、実は足元の動きにも関係してくるんですね。

「歩く」ことは全身運動です
普段何気なく行っている「歩く」という動作。実は脚だけを使っているわけではありません。
腕を振る。
体幹を動かす。
股関節を使う。
脚を持ち上げる。
そして地面を蹴って前へ進む。
このように全身を連動させながら行っています。
ところが、ながらスマホによって腕振りや歩幅が小さくなれば、こうした動きも小さくなりやすくなります。
つまり、
「歩いている=しっかり体を使えている」
とは限らないということです。
せっかく歩いていても、本来歩行で使えるはずの筋肉や関節を十分に使わない歩き方になっているかもしれません。

本当に気をつけたいのは「毎日の積み重ね」
ここまで、ながらスマホによって起こりやすい姿勢や歩き方の変化についてお話ししてきました。もちろん、一度や二度スマホを見ながら歩いたからといって、それだけですぐに姿勢や歩き方が変わるという話ではありません。
でも、
・下を向いて歩く
・腕を振らない
・左右差のある動きになる
・歩幅が狭くなる
・足の動きが小さくなる
こんな歩き方を、通勤や通学、買い物などで毎日のように繰り返していたらどうでしょうか?

気づかないうちに、
その歩き方が
「いつものあなたの歩き方」になっているかも。
今回、一番お伝えしたいのはここです。スマホを見ていない時にも、そのクセが出ているかも?
問題は「スマホを見ながら歩いている時だけ」とは限りません。繰り返している姿勢や体の使い方が歩き方のクセになれば、スマホを持っていない時にも同じような歩き方になっているかもしれません。
本人は普通に歩いているつもりでも、
「えっ!?こんな姿勢だった?」
「自分ってこんな歩き方してた?」
「以前より歩幅が狭くなった?」
「最近なんだかよくつまずく…」
ある時ふと、自分の姿勢や歩き方の変化に気づくこともあります。
姿勢や歩き方は毎日のことだからこそ、その小さな変化には意外と自分では気づきにくいものです。

歩く時は、前を向いて歩こう!
では、どうすればいいのでしょうか?難しいことをする必要はありません
歩く時には、
・目線を前へ
・腕を自然に振る
・歩幅を意識する
まずは、この3つを意識してみてください。
そしてスマホを確認したい時には、歩きながらではなく、一度立ち止まってから

その歩き方を毎日続けていたら、姿勢や体の使い方まで変わってくるかもしれません。
だからこそ、特別な運動をする時だけではなく、毎日の何気ない「歩き方」に少し目を向けてみてください。
毎日繰り返している動作だからこそ、普段からきれいに歩くことを意識していきましょう
ちなみに、いぶきとの散歩では…
ここまで、「目線は前!」
「腕を自然に振って!」
「歩幅も意識しましょう!」
とお話ししてきましたが……
いぶきとの散歩では、なかなかそう簡単にはいきません
こちらが前を向いて歩こうとしても、
「ここ嗅ぎたい!」
少し進んだと思ったら、
「やっぱり、さっきのところに戻りたい!」
……となかなか思い通りには歩かせてもらえません
犬と暮らしている方には、きっと分かっていただける「散歩あるある」ですね(笑)
それでも、スマホを見ながらではなく、いぶきと一緒に前を向いて歩いていこうと思います
恵整骨院
「信頼と絆」












