Instagramで6回にわたり投稿してきた「腰痛シリーズ」。
今回の記事では、その①から⑥までを振り返り、まとめとしてお届けします。
腰痛で悩んでいる方、そして「自分の腰痛の原因は何なのか?」と考えている方に、少しでも参考になれば幸いです。
① 導入編
私自身の腰痛再発をきっかけに始まったこのシリーズ。
レントゲンとMRIの検査で「腰椎分離症」と「軽い椎間板ヘルニア」があると分かりました。
歩行では痛いのに階段では痛くないなど、自分の体験を通じて「腰痛は単純ではない」と感じたのがスタートでした。
【シリーズ①はこちら】👇
② 腰痛の原因はひとつだけじゃない
腰痛=ヘルニアや分離症と思われがちですが、実際には脊柱管狭窄症、すべり症、炎症など様々な要因が考えられます。
しかも、画像診断で異常があっても痛みが出ない人もいれば、その逆もある。
「腰痛は病名ひとつで片付けられない」ことをお伝えしました。
【シリーズ②はこちら】👇
③ 腸腰筋と腰痛の関係
腸腰筋は骨盤の中を通って太ももの骨に繋がる大きな筋肉。
歩行や階段動作で重要な役割を担いますが、硬くなると反り腰や骨盤前傾を招き、腰痛や「ぽっこりお腹」の原因にもなります。
腰の奥にあるため、自分で触るのが難しい筋肉です。
【シリーズ③はこちら】👇
④ 多裂筋・腹横筋と腰痛の関係
背骨を支える「多裂筋」と、お腹をぐるっと覆う「腹横筋」。
この2つは腰を安定させるための“天然の支柱とコルセット”のような存在です。
弱ってしまうと腰が不安定になり、痛みや再発のリスクが高まります。
【シリーズ④はこちら】👇
⑤ 歩行と腰痛の関係
「歩くと痛いのに、階段では痛くない」
実際に私自身が体験した症状です。
歩行では腸腰筋や中臀筋がうまく働かないと骨盤が揺れ、腰に負担がかかります。
一方、階段では筋肉がスムーズに働き骨盤が安定しやすいため、痛みが出にくいことがあります。
【シリーズ⑤はこちら】👇
⑥ まとめ編
腰痛は病名だけで説明できるものではなく、筋肉・姿勢・動作のクセなど様々な要因が重なって起こります。
だからこそ「自分の腰痛の原因を知ること」が改善と再発予防の第一歩です。
当院では、施術はもちろん、自宅でできるセルフケアやトレーニングの指導も行い、腰痛改善と再発予防をサポートしています。
【シリーズ⑥はこちら】👇
6回にわたりお読みいただき、本当にありがとうございました。
腰痛に悩む方にとって、少しでもヒントになれば嬉しいです。
今後も健康に役立つ情報を発信していきますので、ぜひチェックしてみてください😊
2025年8月の一覧
サウナ文化から学ぶ、整骨院の未来と自分へのアップデート
―変わりゆく習慣と、変わらず大切なもの―
こんにちは、恵整骨院 院長の河野です。
今回は、僕が大好きな「サウナ」についての話から、ちょっと深いテーマまで話を広げていきます。
いつもの健康情報とは少し違った内容ですが、ぜひ最後まで読んでみてください😊
◎サウナの“ととのう”パワー
僕は昔から、サウナが大好きです。
仕事で疲れた日や登山帰りなど、サウナに入ることで身体も気分もスッキリ整います。
サウナ、水風呂、外気浴を繰り返す「温冷交代浴」には、こんな嬉しい効果があるといわれています。
- 血行促進による肩こり・腰痛の緩和
- 自律神経の安定
- 睡眠の質の向上
- 心身のリラックス効果
これは説明が難しいので、ぜひ一度体感してみてください(笑)
〜黙浴って、いつから常識になった?〜
ところで最近のスーパー銭湯などでは、「黙浴(もくよく)」がルールになっているのをご存じでしょうか?
実はこれ、コロナ禍をきっかけに始まったもの。
それまでは友人とサウナでしゃべりながら汗を流すのも普通の光景でしたが、感染予防の観点から「黙って入りましょう」というスタイルが定着したのです。
静かなサウナも確かに良いんですよ。
1人で来た時はリラックスできるし、精神的にも落ち着けます。
でも!
友達と来てるときくらい、少し話したくもなるんです(笑)
「喋る専用」「黙浴専用」みたいに、サウナが分かれてたらいいのに…と、正直思ったりもします。
〜コロナをきっかけに変わった文化〜
黙浴に限らず、コロナ以降で「変わってそのまま」になったことって多いですよね。
最初は一時的な措置のつもりだったものが、「その方が良くない?」と定着してしまったもの。
もちろん、静かな環境を求める人にはプラスになる文化の変化ですし、否定するつもりはありません。
でも、時代の変化ってそういうものですよね。
〜人は変化を嫌う。でも変化がないと成長しない。〜
「人は変化を嫌う生き物だ」と言われています。
環境の変化、社会の変化、技術の進化…
できればこのままがいいなぁ、と感じる瞬間、誰にでもあると思います。
でも、変化のないところに成長はない。
若いうちは新しいモノへの好奇心があって変化にも柔軟に対応できますが、年齢を重ねるほど変化を避けたくなるのも事実。
でもそれだと、時代に置いていかれてしまいます。
〜医療や整骨院業界も、日々変化しています〜
整骨院や医療業界も同じ。
制度が変わり、治療機器が進化し、患者さんのニーズも常に変わっています。
「今まで通り」で止まってしまえば、
- 新しい技術を学ばない
- よりよい治療に挑戦しない
- 患者さんの声に応えられない
〜だからこそ、僕も日々アップデート〜
変化を恐れず、柔軟に受け入れていく。
それが、整骨院という場をより良いものにし、
来てくださる患者さんに“今よりもっと健康な毎日”を届けることにつながると信じています。
そしてたまには、サウナでじんわりととのいながら、
自分自身のアップデートを見直す時間を持つのも良いかもしれませんね😊
最後までお読みいただきありがとうございました!
また来院時に「サウナ行ってます?」なんて声をかけてくださったら、ちょっと嬉しいです(笑)